ロボット教室に朝霞市から通ってくれている子がサッカーロボットを作りました。
- 2017/07/23 更新
いつもご覧いただきありがとうございます。
今回も前回の「ロボット教室に川越から通ってくれている生徒さんがWeDo2.0でオルゴールを作ってくれました。」の記事に続き、普段のロボット教室の様子をお伝えしようと思います。
今回は小学5年生、クレファスコースに通ってくれている生徒さんの作品の紹介です。
3年生以上のお子さまはクレファスというコースになり、レゴ社のマインドストーム(MINDSTORMS)EV3を使ってロボットを作っています。前回も書きましたがWeDo2.0と比較してより高度な作品を作ることができます。
早速作品を見てみましょう。
今回はクレファスコースの前半のまとめ課題としてサッカーロボットを作ってくれました。
クレファスでは1年に2回発表会を行い、それに向けた準備をしています。5年生はサッカー競技をし、それに関するプレゼンテーションも行います。
このロボットにはいくつかのセンサーが取り付けられています。
今日はその中からカラーセンサーについてご説明しようと思います。
カラーセンサーの代表的な使い方は、「明るさを測る」です。
レゴマインドストームEV3のカラーセンサーはとても高性能で、3つのモードを搭載しています。
まずは、反射光モードです。この反射光モードではカラーセンサーから発した光がどの程度反射して戻ってくるかを測ることができます。白い紙に向けると高い数値、逆に黒い紙に向けると低い数値を得ることができます。これを利用することで、サッカー競技ではロボットが自分の陣地にいるのか、敵の陣地にいるのかを判別することができます。これにより、ディフェンスの動きとフォワードの動きを一つのロボットで行うことができるようになります。
次に周辺光モードです。周辺光モードは反射光モードとは違い、光を発せずに周りの光がどれくらいセンサーに入ってくるかを測ることのできるモードです。たとえば、太陽に向けると大きな数値が出ますが、暗い部屋では低い数値が出るといったようなことです。
サッカー競技では、IRボールという赤外線を発するボールを使います。このボールは周辺光モードを利用して計測します。ボールがあるときとない時では、数値が変わるのでそれを利用しプログラミングしていきます。
3つ目に、カラーモードという色自体を判別するモードもついています。このモードでは、白・黒・赤・青・黄・緑・茶などの色を見分けることができます。青と緑の判別はあまり制度が高くありませんがとても便利なモードになっています。
今回の生徒さんが作ってくれたロボットには2つのカラーセンサーがついています。一つは床を見分けるためのセンサーで、もう一つはボールを見つけるためのセンサーです。
床を見分けるセンサーは下向きに、ボールを見つけるセンサーは横向きについていることがお分かりいただけると思います。
下向きのセンサーは赤い光、横向きのセンサーは青色の光になっていますが、これがモードの違いを表しています。
今日はカラーセンサーについて簡単にご説明しました。
カラーセンサーはクレファスのカリキュラムでは3年生で学習します。プロのアドバイザーが作成したカリキュラムですので非常にわかりやすく理解しやすいと思います。
サッカー競技は9月に行われるのでこれからの仕上がりが非常に楽しみです。
この生徒さんは埼玉県朝霞市の朝霞台駅(北朝霞駅)から毎週電車で通ってくれています。
当ロボット教室には富士見市だけでなく様々なところから通っていただいております。
東武東上線ふじみ野駅から歩いてすぐですので、お子さま一人でも安心して通っていただけると思います。
実際、多くの生徒さんが一人で通ってくれています。
クレファスふじみ野校では随時体験授業を行っています。料金は無料ですので、少しでも気になった方やロボットに興味のある方はぜひご参加ください。
体験授業はホームページからのご予約が可能です。
皆様のご来校、お問い合わせお待ちしております。