ロボット教室に吉見町から通ってくれている生徒さんが跳ね橋を作ってくれました。

  • 2017/08/17 更新

ロボット教室に吉見町から通ってくれている生徒さんが跳ね橋を作ってくれました。

いつもご覧いただきありがとうございます。 前回は、「埼玉県でロボット教室を比較中の方は、ぜひ当校をご検討ください」という題でクレファスふじみ野校の特徴についてご説明しました。今回は再びロボットに話題を戻して作品をご紹介したいと思います。   今回は小学2年生が作ってくれた作品のご紹介です。 前回もご説明しましたが、当ロボット教室では小学2年生のお子さまはKicksというコースを受講していただいております。このコースではマインドストームではなく、レゴのWeDo2.0で授業、作品作りを行っています。   早速ですが、今回の作品を見てみましょう。  20170817185206.JPG 今回はふじみ野市からは遠い吉見町から当ロボット教室に通ってくれている生徒さんが跳ね橋を作ってくれました。   この作品には2つの大切な仕組みが使われています。どこの事か想像できますでしょうか?   答えは、滑車とギアボックスです。   まず、滑車(プーリー)についてご説明します。 20170817185217.JPG 滑車はある軸の回転の力を別の軸に伝える際に利用する仕組みです。今回は輪ゴムを二つの滑車に引っ掛けて動力を伝達しています。モーター側は黄色の滑車、ギアボックス側は水色の滑車になっているのがお分かりいただけると思います。 ここで注目していただきたいのが、黄色と水色の滑車の円の大きさです。黄色の滑車の方が小さいですよね?   ここで重要になってくるのはギア比です。多くの方がギア比という言葉を聞いたことがあるかと思います。少ない力で大きなものを動かしたり、少ない回転数を多く増やしたりすることができます。   今回はモーター側が小さい円で、ギアボックス側が大きな円になっています。これによりモーターの力が少なくてもギアボックス側の軸を回転させることができています。 またギアではなく滑車を用いて動力伝達をする理由は、滑車の空回りを利用し跳ね橋が壊れないようにするためです。ギアを使ってしまうと、すべての歯がかみ合うので片方の軸のみを空回りさせることができなくなってしまいます。   次にギアボックスについてご説明します。 20170817185227.JPG このギアボックスには前回ご説明したギアが2つ入っているのがお分かりいただけると思います。 ここにはウォームギアと平歯車が入っています。この二つのギアを組み合わせることでほかのギアと比較できないような力を発揮することができます。 このギアボックスでは計算上、ウォームギアを回す力の24倍の力を平歯車側の軸に伝えることができます(ただし、回転速度は1/24になってしまいます)。ウォームギアを簡単に回すことはできますが、逆に平歯車側の軸を回すことはできません。これを利用して橋の自重でギアが回らないようにすることができています。   今回も前回に続きやや複雑な仕組みが出てきました。クレファスのカリキュラムではこのような仕組みを小学1年生から教えていきます。当ロボット教室のカリキュラムはロボット専門の方をアドバイザーとしてお招きしていますので、ロボット作りに必要な仕組みを学ぶことができます。   「通っている生徒さんはふじみ野に住んでいる子が多いのか」という質問をよくいただきます。この作品を作ってくれた生徒さんはなんと、埼玉県の吉見町から毎週車で30分以上かけて通ってくれています。   他の多くのお子さまも、ふじみ野以外から電車で一人で通ってくれています。 教室は東武東上線のふじみ野駅から徒歩すぐなのでお子さま一人でも安心して通うことができるのではないかと思います。   最後になりますが、クレファスふじみ野校では体験授業を行っています。料金は無料ですので、この記事を見て面白そうだと思っていただいた方やロボットづくりに興味のある方はぜひ体験授業にご参加ください。 お申し込みは随時行っています。皆様のご参加をスタッフ一同お待ちしております。   次回はWeDo2.0のロボットを紹介します。=>「新座市からロボット教室に通って来てくれている生徒さんの作品です。

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