ロボットを使って月面探査!今回は富士見市からロボット教室に通う生徒さんが作ったロボットの紹介です!

  • 2018/03/19 更新

ロボットを使って月面探査!今回は富士見市からロボット教室に通う生徒さんが作ったロボットの紹介です!

今回は富士見市からロボット教室に通ってくれている生徒さんが作成した「月面探査ロボット」という作品についてご紹介していきたいと思いますので是非ご覧ください。
その名の通り、月面基地に見立てたフィールドで資源を回収し、基地から基地まで運んだり、もとの基地に帰還するといったロボットになります。

 

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このロボットはモーターの回転方向を制御し、ロボットの前進、回転をコントロールするのが主な動きです。

今回のロボット制御でも前回の鳥ロボットの記事でも用いた「傘歯車」と呼ばれるギアを使います。

 

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この薄茶色のギアが傘歯車になります

 

皆さんは傘歯車と呼ばれるギアをご存知でしょうか。このギアは以前に簡単にご説明したことがありますが(http://www.universal-logic.jp/view/22)、簡単に言えば軸の向きを変えて力の伝達方向を変える役割をするギアになります。

この傘歯車と呼ばれるギアを使い、ギアの回転方向を変えることで…

ロボットの後ろについている車輪がこのように回転します!

 

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モーターからの動力を伝えられたドライバーと呼ばれるギアが、その間にあるアイドラーと呼ばれるギアを中継し、最後についているフォロワーと呼ばれるギアを用いて、タイヤに動力を伝達しています。

また、図でもわかるとおり、アイドラーの数が奇数個だと、ドライバーとフォロワーの回転方向は同じになります。(コレ、けっこう応用効くんですよ)

 

また、モーターについているドライバーのギアを先ほどと逆方向に回すと…

 

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このようにロボットの向きをコントロールしたりすることもできます。

今回作成した月面探査ロボットは、ロボットの前進と回転を使い、月面に見立てたフィールドで次元を基地Aから基地Bに移送したり、ロボットそのものを基地から基地に移動させるミッションを行いました。

この回転する動きも少数点を使って調整したりと、従来の進度の小学校教育の進度よりもさらに早い段階から「少数」という概念も学びました。

 

このように、傘歯車を使うことで、ギアの動きを2次元平面から3次元平面の動きにもすることができます。自由度が上がることで、さまざまな工夫を凝らしたロボットが作れるようになります。

傘歯車は当ロボット教室では本当によく使うギアですので、多くの生徒さんに使い方をマスターしてほしいと思っています。

今回の授業も何度も何度も生徒さんたちはモーターの動作秒数を少数を使い調整していた利しました。そのため、ミッションを達成したときの喜びは大きかったです。ロボット教室に通う生徒さんたちも「動きが楽しい」といって独自にミッションを考えて楽しんでいる姿が見受けられました。


当ロボット教室ではこのように実験を何度も行い、そこから小学校・中学校で習うようなカリキュラムを楽しみながら学習しています。

ロボットやプログラミング教育にご興味があれば、当ロボット教室では体験授業も行っていますので、お気軽にお申し込みください。

 

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