プログラミングをつかってモーターせいぎょ!ロボット教室ふじみ野校でつり上げロボットを作りました!
- 2020/02/27 更新
みなさんは港(みなと)にいったことはありますか?日本はまわりが海にかこまれている島国(しまぐに)なので、ほかの国からひこうきや船(ふね)でモノをはこんでもらったり、はんたいにモノをおくったりしています(これをむずかしい言葉で輸出(ゆしゅつ)、輸入(ゆにゅう)といいます)。
船からコンテナをおろすときなどは、こういったクレーンをつかいます。ひじょうに大きいですね。
もしもコンテナをつり上げているとちゅうにクレーンがコンテナを支えきれなくなってしまったらどうなるでしょうか?コンテナは鉄でできているため、大きな事故になってしまうことが考えられますね。
こうならないためにも、つり上げるための機構(きこう)には、ワイヤーをまき上げる力がなくなってしまってもコンテナが落ちないような仕組みが用いられています。
それを今回のつり上げロボットで学びます。
つり上げロボットのキーポイント
先ほど説明したコンテナが落ちないための機構には「ウォームギア」というギアをつかいます。写真にもあるような透明なギアボックスの下に、ウォームギアを入れ、上にふつうのギアを入れます。
この下のウォームギアをまわすことで、上についているふつうのギアがゆっくりとまわります。
では、回す力がなくなったら?
ウォームギアを回すことでクレーンを持ちあげるので、回しつづけないと落ちてしまうと思いがちですが、ここでウォームギアが役に立ちます。
図で説明すると、このようになります。上についているギアは時計(反時計)まわりにまわるため、下のをウォームギアの歯がひっかかりになって、上のギアが回ってしまうのを防ぎます。
回す時には、下のウォームギアの歯がまわすたびに左右に送られるので、そのときに上のギアを回します。
プログラミングをしてみよう
モーターをうごかすために、プログラミングをします。つりあげロボットのモーターをおなじ方向に回し続けていると、いつかはクレーン本体が一周してしまいます。
どこかでクレーンを止める、もしくはモーターを逆回転させて、クレーンをおろすプログラミングをします。
モーターとウォームギアは滑車(かっしゃ)でつなげることで動きを伝えます。
こうして完成したのが、こちらのつり上げロボットになります。非常によくできていますね。
実験では電池をもちあげて、荷物がおもくなったときに起きる問題はなにか、また、どうすればそれを解決できるかを、ロボット本体の改造やプログラミングの調整で行いました。
ロボット教室でプログラミングを体験してみませんか?
今回の記事はいかがでしたでしたでしょうか。ふじみ野のロボット教室では、生徒さん1人1人の個性を伸ばし、自分で考える力や、独創性を養うため、ロボットやブロックをつかいながらプログラミングを学んでいく授業を行っています。
教室の見学や体験授業は随時受け付けておりますので、ご興味がある方は、ぜひ下のボタンからお気軽に体験授業や見学をお申し込みください。