ふじみ野のロボット教室に通う生徒さんがふねを作ってくれました!ロボットづくりに必要なせっけい図をよみとろう!
- 2019/09/07 更新
ロボット教室ふじみ野校に通っている生徒さんが、ふねを作ってくれました!今回はロボットをつくるための「投影図(とうえいず)」というお勉強をしました。
投影図という言葉そのものは、あまりなじみがない言葉かもしれませんが、機械などを設計する際に学ぶ初歩的な学習になります。この投影図を理解することが、ロボットなどの機械を設計していくうえで非常に大切な作業になっていきます。
ロボットの設計になぜ投影図とよばれるややこしい図が必要になるかというと、基本的に機械というものは、ひとりで作ることができる機械と、チームみんなでつくる機械があります。ただ、一人で機械を作るときにもチームみんなで機械をつくるときも、サイズを考えたりする必要があります。機械はいろいろな部品を組み合わせてつくるため、設計図を書かないと、部品が入らなかったり、形によっては人を傷つけてしまうことも考えて設計をしなくてはいけません。
また、一回できた機械をたくさん作ることになったときに、設計図があると同じものをもう一度つくりやすくなるため、非常に便利です。
チームで機械を作るという場合には、誰か一人がわかっているだけではうまくチームワークがとれません。また、その人がロボット作りの現場に来られなくなってしまっても、残った人たちでロボットを作ることもできます。さらには、ロボットに穴をあけたり、パーツをけずったりするときも、どこをどの大きさでけずるのか、どこからどこまで穴をあけるのかといったことも、設計図を見ればわかります。
特に、穴をあけるときには貫通(かんつう)させるのか、貫通させないかで、見た目も機能も耐久性(たいきゅうせい)も大きく変わります。それも投影図をみればすぐにわかるので、非常に効率(こうりつ)よく作業ができるということですね。
さて、今回つくったふねをよく見てみましょう。左右半分は線対称(せんたいしょう)という、おなじ形をしていますが、写真の上下では、ふねの中心を基準にして点対象という形をしています。この、線対称と点対称(てんたいしょう)というお勉強も、これから小学校高学年になるとお勉強していく分野ですが、さきどりして触れてみました(写真の生徒さんは小学1年生)。
はじめてなのに非常にりっぱなふねをつくることができました!どんどんロボットづくりの知識(ちしき)が増えていきますね!これからも楽しんでお勉強していきましょう!!