えものを食べちゃうきょうぼうワニ!?ロボット教室ふじみ野校でワニロボットを作りました!
- 2019/09/10 更新
ロボット教室ふじみ野校に通っている生徒さんがワニロボットをつくってくれました!今回つくったワニロボットでは、ワニの生態を学びながら、実際にロボットでワニをつくったとき、どういった点(機構やトルクのはたらき)を工夫するのか、また、センサーをつかって本物のワニの動きを再現するかを、楽しみながら学んでいきました。
一般的にワニは爬虫類(はちゅうるい)という分類に属していますが、はちゅう類とはどういった動物のなかまがいるのかを学びました。
はちゅう類のとくちょうは、カラのある卵を産んだり、皮ふがかたいうろこでおおわれているといった外見的な特徴があります。ワニだけでなく、トカゲやヤモリといった動物もはちゅう類という分類にわけられます。ワニは地球の「赤道」とよばれる付近の熱帯(ねったい)から亜熱帯(あねったい)の川べりに生息している動物で、日本ではあまりなじみがないかもしれないですね。どちらかというとトカゲやヤモリといった動物のほうが、私たちにとっては身近な動物ですね。
さて、ワニのとくちょうといえばみなさんは何を思い浮かべるでしょうか?もちろん大きい口やキバ、つよい噛む力ですよね。今回つくったワニロボットは、それらを再現してつくりました。
こちらが今回つくったワニロボットになります。しっかりと特徴が再現されていますね!
もちろん、見た目だけでなくしっかりとワニの噛む力も再現されています。
ワニの口の横(人間でいうとほっぺたのところ)を見てください。しっかりと滑車がつながれています。
この小さな黄色い滑車が直接モーターにつながっており、黄色い輪ゴムを通じて水色の滑車につながれ、ワニの大きな口を動かしています。ここではトルクと呼ばれる回す力を大きくするために、小さい滑車で大きな滑車をうごかしています。
おや?口の中になにかありますね。これはモーションセンサーと呼ばれるセンサーの1つです。このセンサーはものが近づいたり、反対に遠ざかったりすると、信号を送る役割があります。ワニロボットでは口のなかにものが入ると、このセンサーで読み取っていた信号が変化して、ものがある状態と判断されます。そうすることで、ワニの口で獲物(えもの)を食べてしまう動きを再現しました。
もちろん、モーターの動きとセンサーの条件判断はプログラミングで行いました。まだモーションセンサーに慣れていない生徒さんも多いので、すこしプログラミングが難しかったかもしれませんが、少しずつこういったロボットで慣れていきます。
今回のワニロボットはパーツの数も多く、大変だったと思いますが、生徒さんたちは頑張ってお勉強をしました。また、改造してかっこいいワニロボットを作る生徒さんも多く、非常に楽しい授業になりました。次回も楽しみながらセンサーに慣れていきましょう!
ふじみ野のロボット教室では、生徒さん1人1人の個性を伸ばし、自主性や思いやり、あいさつといった学力よりも大事なことをロボットを通じて楽しみながら学ぶことができます。 ご興味がある方は、ぜひ下のボタンからお気軽に体験授業や見学を!