新座市からロボット教室に通ってくれている生徒さんが恐竜ロボットを作りました。

  • 2017/08/28 更新

新座市からロボット教室に通ってくれている生徒さんが恐竜ロボットを作りました。

いつもご覧いただきありがとうございます。 前回は「ロボット教室に吉見町から通ってくれている2年生の生徒さんが跳ね橋を作ってくれました。」という題でレゴのWeDo2.0による作品をご紹介しました。   今回は8月頭に開催されたサマースクールでの作品をご紹介しようと思います。 クレファスふじみ野校では8月4日から6日までサマースクールを開講し、無事に全日程を終えることができました。その中でたくさんの生徒が様々な作品を作ってくれました。   今日は二足で歩くロボットである「恐竜ロボット」をご紹介します。新座から通ってくれている生徒さんが作ってくれました。  20170828122635.JPG このロボットのすごい点は、なんと2足で歩いてしまうという点です。 これまでご紹介してきたロボットはほとんどがタイヤで動くものでした。タイヤで動くものと比べ歩行型ロボットは非常に難易度が高いものになります。 そのようなロボットを当ロボット教室の夏期講習では小学2年生が作ってしまいました。   続いて、どう難易度が高いかをご説明します。 これまでのタイヤで動くロボットはモーターの電源を入れるだけで前後に進むことができていました。それに対し、二足歩行型ロボットは前後の移動ですら難しくなってしまいます。 バランスを保てる構造でなかった場合、ただ進むということもうまくできず最悪の場合ばらばらに壊れてしまったりその場で倒れてしまったりします。   二足歩行ロボットがうまく歩くためには重心を考えて設計しなければなりません。 重心が二つの足の外に来てしまった場合、ロボットは倒れてしまうことになります。逆に重心が全く移動しなかった場合、ロボットは一歩も進むことなくその場にとどまってしまいます。 このようにロボットを一歩前に進めるだけでも難しいのが、今回の2足歩行ロボットです。   もう一度写真をご覧ください。  20170828122319.JPG 恐竜の下部にギアボックスが入っているのがお分かりいただけるでしょうか。 これまでもご説明してきた、ウォームギアが入ったギアボックスです。このギアはマインドストームEV3と共通のものでWeDo2.0で作品を作る際にもよく使います。 このギアの特徴は回転の力(トルク)を24倍に増やすことができるという点です。 モーターからの出力が弱い場合でも、このギアボックスを通すことで重いものを動かすことができます。今回の恐竜ロボットはキットのほとんどのパーツを使い組み立てているためロボット本体の重さがかなりあります。その重いものを二足で歩かせるために今回はウォームギアを使っています。 このギアボックスのおかげで、何の問題もなく足をあげることができました。   続いて、左右の足を交互にあげるという構造の仕組みについてご説明します。 この仕組みは単純にギアに足をつける際に180度ずらしてつけることにより左右の足の周期を変えています。これにより右足が上がっているときは左足でロボットを支え、左足が上がっているときは右足でロボットを支えるようになっています。   ここまで二足歩行の仕組みについてご説明しましたが、かなり難しそうに感じられた方も多いのではないかと思います。 本来のカリキュラムですと二足歩行ロボットは中学2年生のコースで行いますが、今回のサマースクールでは内容を簡単にして小学2年生に触れてもらいました。   内容が少し難しすぎるかと心配していましたが、この新座市から通ってくれている生徒さんはとても楽しそうに取り組んでくれていたのでこちらも安心しました。   このようにクレファスふじみ野校では難易度の高いものも小学生で取り組んでいます。 少しでも気になられた方はぜひ当ロボットアカデミーの体験にご参加ください。 料金は無料ですので、お気軽にお問い合わせください。   教室は埼玉県富士見市にあります。東武東上線のふじみ野駅のすぐそばですのでお子さま一人でも通いやすいかと思います。   皆様のお問い合わせお待ちしております。 次回はマインドストームEV3の作品を紹介します。=>「三芳町からロボット教室に通って来てくれている生徒さんの作品です。

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