田園調布校恒例・実践プログラミング:ロボットリレー ~コツコツ型のお子さんを育てるために~
- 2019/11/15 更新
習ったプログラミング技術は実践してみよう
発表会も終わり、後半の新たな項目を習います。
3年生は「ロボットにしゃべらせること」と「超音波センサー」、4年生は「回転センサー」、「円周」などです。
ワークシート(テキスト)を使ってそれぞれの動きを試し、演習していきます。
ここで新しく習ったことと、これまでの学習内容を実践して、自分のものにするのが田園調布校恒例「ロボットリレー」です。
チームワークと課題対応の瞬発力の育成
「ロボットリレー」は教室内のロボットフィールドで行います。
人間のリレーと違い、チーム構成、コース、条件はその場で発表されます。
クレファスクラスは3年生以降が一緒の教室で学びますので、縦の繋がりを意識したチーム構成と、それぞれの学年で習ったことを使うように条件も設定されます。
リレーですから、次の走者につなぐためタッチが必要です。
独りが自分の好きにロボットを作るのではなく、連携できるようにチームで工夫しなければなりません。
途中で転んだり、コースアウトしたら最初からやり直しです。
お子様方はこの課題を通じて、その日に決まったチームメンバーと、初めての課題に対して協力してロボット設計と戦略を立てます。
好きなことは知らないうちにコツコツと
そして戦略立案後、個々人は自分のコースをいかに的確に走らせ次に渡せるかを距離や角度を計算し実装していきます。
まずは、お互いタッチできるか確かめます。少し横からタッチされたときのことも考えます。
次に、自分の走りです。コースは曲がり角がいくつもありますので、何度も計算し、プログラムを調整しテストすることを繰り返します。
最終形になるまで、皆さんコツコツとあきらめず本当に真剣に取り組んでいます。
お子様方は当然勝負にこだわって進めますが、勝っても負けても、90分でやり切った充実感が見て取れます。
大好きなことにコツコツと真剣に取り組む姿勢は、見ている人も清々しい気持ちにさせてくれる効力があります。