ロボット教室ふじみ野校でお散歩ができるペットロボットを作りました!
- 2019/09/28 更新
ロボット教室ふじみ野校に通っている生徒さんが「ペットロボット」と呼ばれるロボットを作ってくれました。ペットロボットでは超音波センサーとタッチセンサ―をつかい、センサー類のしくみを学んでいくロボットになります。
いままで1・2年生からロボット教室ふじみ野校に通っていた生徒さんはセンサーのしくみを一通り学んできましたが、3年生になってからは扱うセンサーの数が増え、センサー1つでもできることがたくさん増えたので、ペットロボットをつかってセンサーを楽しく学んでいきます。
こちらがペットロボットになります。ペットロボットの特徴は目の部分が超音波センサーとよばれる距離を測ることができるロボットになっており、鼻の部分がタッチセンサ―と呼ばれる、タッチされることで反応するしくみのセンサーになっています。
このセンサーを使うことで「条件分岐(じょうけんぶんき)」というプログラミングができるようになります。
条件分岐というのは「ある条件が満たされればAの動作、ある条件が満たされなければBの動作をする」というものです。
おそらく多くの方が生活のどこかで似たようなものをやったことがあると思いますので図で示します。
このような図です。たとえばタッチセンサ―をロボットの前方につけると、カベにぶつかったときにはいったんバックして、タッチがされなければ、どこかにぶつかるまでまっすぐ進み続けるという動きができます。
この精度をさらに上げて、複数のセンサーを使いながらさらに複数の判断ができるようにして作られたのが、すこし前に話題になったロボット掃除機になります。こうしてみると原理はかなりシンプルなものですね。
今回作ったペットロボットでは、背中にもう1つ別の条件分岐でうごくためのタッチセンサ―をつけて、実際の犬のようにお散歩ができるようにしました。
背中から伸びているタッチセンサ―を押すと右にゆっくりとカーブし、押されなければ左にうごくプログラミングをし、よろよろ左右にうごきながら前に進む動きを工夫しました。
ちょうどキットがあったので、キットの箱のまわりをタイムをはかって、教室のお友達とタイムアタックもしました。
発表会がおわり、いままでモーターの扱いが主だった3年生は、どんどんセンサーの使い方を覚えていきます。センサーのつかいかたがわかってくると、ロボットづくりに幅が出てて、どんどんといいロボットがつくれるようになるので、遊びを挟みつつ、楽しみながら今学期もお勉強していきましょう!