ロボット教室ふじみ野校に通う生徒さんがロボットカメレオンをつくってくれました!
- 2019/11/30 更新
カメレオンという生き物にどんなイメージがありますか?色が変わる、目がギョロギョロうごく、は虫類のどうぶつ・・・。などなど、さまざまなイメージがありますね。
今回はカメレオンロボットをつくり、カメレオンの生態(せいたい)や、ギアのしくみを学びました!
カメレオンはは虫類というけれど・・・
カメレオンは「は虫類(はちゅうるい)」という、トカゲやワニ、ヘビなどに似たとくちょうをもっている動物(どうぶつ)であるということが知られています。
2年生になったらくわしく学習しますが、は虫類は赤ちゃんを産(う)むとき、タマゴを産んで子をそだてます。
カメレオンもおなじようにタマゴを産みますが、じつはタマゴをうまないカメレオンもいるということがわかっています。これをむずかしいことばで胎生(たいせい)といい、子どもをそのままのすがたで産むということです(ヒトやパンダもそうですね)。
カメレオンはなぜ色をかえられるのか?
カメレオンにありがちなまちがった考え方に「てきから身をまもるために色をかえる」というものがあります。じつはこれは正しくありません。カメレオンがからだの色をかえるのは、まわりの明るさや気温(きおん)、気分(きぶん)によって色をかえるというのが正しい考え方です。
なので、カメレオンがさびしいとき、ナワバリあらそいでおこっているとき、エサをつかまえようと真剣(しんけん)なときなど、いろいろな気分で色を変えます。
プログラムとロボットでカメレオンを再現!
カメレオンのきょろきょろうごく目を、ギアをつかって再現しました。このような複数(ふくすう)のギアがあわさっているとき、それぞれのギアには名前がつけられます。
それがドライバー、フォロワー、アイドラーになります。
ドライバー・・・まわすギア
アイドラー・・・ギアのちからをつたえるギア
フォロワー・・・力がつたえられてさいごに回るギア
ギアをくみあわせることで、ギアをじゆうにあやつることができるようになります。
たとえば、2枚のギアであればまわすギアとさいごにまわるギアの向きは反対(はんたい)の向きになりますが
アイドラーを1つはさむと、まわすギアとさいごにまわるギアの向きがおなじになります。
今回つくったカメレオンロボットはどうでしょう?左から2ばんめのギアがまわすギアです。
なので、いちばん左にあるギアは、まわすギアの向きと反対向きにまわり、いちばん右のギアは、まわすギアのあいだにアイドラーが1つあるので、まわすギアとおなじ向きにまわります。
なので、りょうはじの目になっているギアはそれぞれが反対の向きにまわるようになっています。
今回はちょっとむずかしいギアのしくみと、カメレオンというどうぶつについて学習しました。ギアはこれからもどんどん出てくるので、動かしながらもっとギアにくわしくなっていきましょう!