ロボット教室ふじみ野校に通う生徒さんがチケットマシンをつくってくれました!

  • 2019/11/30 更新

ロボット教室ふじみ野校に通う生徒さんがチケットマシンをつくってくれました!

 

駅にいくとさまざまな機械(きかい)に、チケットマシンの技術(ぎじゅつ)がつかわれています。たとえばきっぷを買う券売機(けんばいき)、ホームに行くために通る改札機(かいさつき)、ほかには自動販売機(じどうはんばいき)など、私たちの生活のいたるところに「紙送り機構(かみおくりきこう)」がありますね。

 

 

今回、ロボット教室ふじみ野校に通ってくれている生徒さんがつくってくれたチケットマシンは非常によくできています。イメージは改札機のような動きをしてくれます。

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チケットマシンにはモーションセンサーとよばれるセンサーがつかわれており、これはうごくものや近づくもの、遠ざかるものに反応するセンサーになっています。このセンサーが人の手などの動きに反応し、紙が入れられそうな動きを検知(けんち)したら、モーターがまわり、そこからギアでつながれている滑車(かっしゃ)が回り、紙を送り出すことができるようになっています。

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チケットマシンのちょっとマニアックな話・・・

ここから先のお話はすこーし難(むずか)しいお話になっています。おうちの人といっしょによんでみてください!(なるべくわかりやすくします)

 

みなさんは静電気(せいでんき)というものを感(かん)じたことはありますか?冬になってセーターなどのあったかい服(ふく)をぬぐと、かみのけが逆立(さかだ)つ、あのもわ~んとした感覚(かんかく)です。

 

ほかには、下じきでかみのけをこすってからはなすと、かみのけが下じきにはりつくあそびなどでも、静電気をうみだすことができます。

 

今回のチケットマシンもおなじように、紙をおくるときにローラーである滑車(かっしゃ)が、紙をこすってすべらせることで、入れられてきた紙をはんたいがわに送っています。

この「ものとものがこすれあう」じょうたいがなが~くつづくと、ものは静電気を帯(お)びやすくなります。

 

 

紙送り機構(かみおくりきこう)は、なにも紙だけしか送れないわけではありません。また、紙をおくるにしても、なが~い紙を1日中送っている紙送り機構もあります。

そうすると、なかには静電気を帯びてしまうとよくないものもあります。

そのため、紙送り機構をつくるために設計(せっけい)をしている人たちは、静電気を発生させにくいローラーのけんきゅうにもとりくんでいます。

 

 

ロボットや機械をつくるのに、電気や素材(そざい)のおべんきょうもだいじになるということです。なのでみなさんが将来、ロボットでも機械でも、あるいはもっと別の家でも歌でもつくるようになったとき、それだけのおべんきょうに詳(くわ)しくても、思ったとおりにつくれないということがあるでしょう。

恥(は)ずかしい話ですが、先生もこういったけいけんがあります・・・。

 

 

なので、これからおべんきょうすることで「どうせこんなのやってもムダじゃん!」と思うことはたくさんあると思います。そう思うことは悪(わる)いことではないです。

けれども、どこかでそのかんがえかたというのは、やくにたつということを覚(おぼ)えておいてもらえたらと思います。

これからもすこしずつ、ロボットをつかってたのしく、いっしょにおべんきょうしていきましょう。

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