チームの強さとは? FLLで大事なこと

  • 2020/02/06 更新

チームの強さとは? FLLで大事なこと

私達ロボット教室crefusふじみ野校のチームFUJXは2月16(日)のFLL全国大会に向け練習に励んでいます。
ロボット大会ということで「ロボットの製作、プログラミングを組む能力が大事なんじゃないですか?」ということを保護者の方から聞かれることが多いので今回は現コーチの私が考えるFLLの特色、FLLで大事なことについてお話ししていきます。

 

まずは復習です。FLL(First Lego League)はプレゼン3種類、ロボット競技の4種目からなります。また、今年度大会より順位付けのルールが変更され、4種目全てにおいて高い能力を求められるようになりました。

私はプレゼンテーション、ロボット競技に関係なくFLLで大事なものがあると考えています。それは...

 

"チームワーク"です。

 

「チームワークは集団行動では当たり前でしょ」とおっしゃる方もいると思うので補足で説明させていただきます。

TeamWork.jpg

上の図が私がFLLで生徒たちを見ていて感じたことです。

具体例も挙げていきましょう。

distribute_work.jpg

ロボット大会だからといって「ロボット製作が得意な子」、「プログラミングを小さいころからやっていて技術がある子」だけが活躍する大会ではないことがFLLの醍醐味であり、面白いところだと思います。


もう少し、チームワークについて深掘りしていきます。
FLL全国大会では「アクティビティ」というものがあります。これは予選大会では存在しない競技です。
内容は「その場である課題を与えられ、その課題を制限時間の中で取り組み審査員に説明する」というものです。チームの即興力、結束力、コミュニケーション能力が問われる非常にハードな競技です。
課題を理解し、チームを動かすことができるリーダー、制限時間内に答えを導くためのアイデアを出せるアイデアマン、アイデアをしっかり自分で理解し、自分の言葉で審査員に説明できるプレゼンター。少し考えただけでもこれだけの能力を要求され、優秀な生徒が一人いれば良いというものではないということがわかると思います。
まさにアクティビティは『チームが問われる競技』といえるでしょう。

Practice_activity.jpg

FUJXはチーム全員がチームのために自分のできることを理解し、他のチームの子を信頼しているように見えます。
最近の活動では全国大会に向けたプレゼンテーションの練習をしています。練習中の様子や雰囲気は予選大会前より一層良くなり、アクティビティの練習中には笑顔が多く見られます。
FLLを通じて自分に自信を持ったり、自分のできることを自分で理解できるようになれるのではないかと私は考えています。

 

ロボット教室crefusふじみ野校では授業の中でも生徒の個性を尊重する授業を心がけていますので自然と教室に通っている生徒さんは自己表現が上手になっていきます。
現在、教室では来学期に向けて体験授業を行っています。「子供個性を大事にしたい」、「子供の自己表現を向上させたい」と考えている方は是非お申し込みください。連絡お待ちしております。

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