【保護者さま・入塾希望者さまへ】ロボットプログラミング教室で個性をのばすということ
- 2020/03/29 更新
月末ということで、今回はコラム記事のお届けとなります。
お子さまの個性を伸ばしたいという理由で入塾を希望され、実際に体験入塾や説明会を通じて入塾をされる方が多いことに、スタッフ一同、日頃より喜びと感謝を感じております。
これもひとえに、我々スタッフを信用していただきお子さまを預けていただいていると考えますと、なおのこと一層、精進しなければと気が引き締まる思いでございます。
さて、表題にもある通り「個性」というテーマにつき、今回はお話をしていこうと思います。
筆者である講師の主観が入った記事になってしまいますが、このように日々考えながら生徒さんの教育に従事させていただいているということを知ってもらうのもいい機会だと考えましたので、したためさせていただきます。
個性ってなんだろう?
個性は誰しもが持つ特有のものであり、その価値観や感性は、それぞれの経験などにより形作られる“後天的”なものであると私は考えております。
もちろん、先天的な個性も多少影響があるとは思いますが、子どもが大人になるにつれ、他者とのかかわり方などにより形成されていく要素のほうが比率としては強いのではないでしょうか。
けれども、すべてがそうではなく、自分で体験し自分の中で消化・反芻(はんすう)することにより形作られる個性も存在します。
特に、ロボットプログラミング教室ふじみ野校ではそうした「実際に自分でゼロからつくる」という体験を通じて、自分の中での個性を育んでいただきたいと考え、日々従事させていただいております。
ゼロ体験がうまい子、そうでない子
当塾の立ち上げ2年目から従事させていただき、約2000時間、多くの生徒さんを日々この目で見てきましたが、その中でもゼロからつくる体験が、塾に来た当初からできる子とすこし苦手な子、どちらも見てきました。比率で言えば半々といった具合でしょうか。
しかし、初めからできないからダメ!とレッテルをつけてしまうのではなく、かといってできるからいい!と褒めるでもなく、なるべく中立的な立場で見守っていくというのが、個性を伸ばす上で重要なことではないのだろうかということを考えると、向き不向きはあったとしても、何かで「あ!自分はこれが得意なんだ!」と生徒さん自身に気が付いてもらい、その中で少しずつ自信を培っていただければいいと考えています。
幸いにもロボット教室ふじみ野校では、「ロボットをつくること」と「プログラミングをしてロボットを動かす」の2つがセットとして学べるカリキュラムとなっております。
生徒さんの中には、ロボット作りが抜群に秀でているけれどプログラミングがすごく苦手な生徒さんもいれば、反対にロボット製作が難しいけれどプログラミングなら大好きという生徒さんもいます。
もちろん、それが好きなら徹底的に楽しんでもらいたいので、好きなようにロボットを作らせたりプログラミングをさせたりしますが、時にはそのことだけでは解決できない問題も発生します。
そうしたとき、私は「それ、たぶんそれだけだったらできないよ」と正直に生徒さんに伝えます。
この時の生徒さんの反応は
①どうにかして自分を貫いて意地でもロボットデザインやプログラムを変えない
②いったん聞き入れて試してみて、それがうまくいったのを確認してから付け加えをする
の2通りが主になります。
ここで“個性”というテーマのみに絞ってみると、①の生徒さんのほうが自我があり個性的だといえます。しかし、先にも述べたような、個性は後天的に形作られるという前提をもとにして考えると、②の生徒さんのほうが、より個性が伸びる伸びしろがあるとも言えます。
そもそも正解がないテーマですので、どちらが自分にとっていいのかを考えていただいても構いません。
できないことを知ることはすごく大事なんじゃないかという話
こういう話をしてしまうと「なんてことを教えるんだ!」とお叱りを受けてしまうかもしれません(私自身、書いておきながら自分に突っ込んでおります)。
でも、いったん立ち止まって考えてみてください。
極論になってしまいますが、生身の人間が酸素もない宇宙空間で1時間生存することができるかどうかを。
そう考えたら基本的に無理ですよね。私が「それ、できないよ」というのはそういった場合です。
では考え方をすこし変えましょう。宇宙服を着た人間が宇宙空間で1時間生存することは可能か。これだと少し「たぶんできそう」と思えてきます。
さらに言えば「宇宙服に酸素ボンベをつけて1時間生存できるか」と、どんどん前提条件をつけていったら、だんだんできそうに思えてきますよね。
そういった「こうすればすこしよくなるんじゃないのかな」というアドバイスを心がけ、同時に例を示しているのが、授業になります。
話が少し脱線してしまいましたが、個性を伸ばすにはまず素直に聞き入れて、とりあえずやってみるということが重要なのではないでしょうか。宇宙服にペイントしたりアクセサリーをつけたりするのは、それからでも遅くはありません。
このように、個性というのを伸ばしたいのであれば、そういった柔軟性を培うための素養を育む場所でありたいと考え、お手伝いをしていける場所が、ロボットプログラミング教室ふじみ野校であるのではないでしょうか。
ムズかしいことは抜きにして
百聞は一見にしかずという言葉もあるように、まずは自由に遊んでみませんか?ふじみ野のロボットプログラミング教室では、生徒さん1人1人の個性を伸ばし、自分で考える力や、独創性を養うため、ロボットやブロックをつかいながらプログラミングを学んでいく授業を行っています。
実際の体験では、ロボットを自由に動かしてみることもできます。
教室の見学や体験授業は随時受け付けておりますので、ご興味がある方は、ぜひ下のボタンからお気軽に体験授業や見学をお申し込みください。
みなさまのご参加をスタッフ一同、心よりお待ちしております。