新河岸からロボット教室に通ってくれている生徒さんが鳥ロボットを作りました。

  • 2017/10/24 更新

新河岸からロボット教室に通ってくれている生徒さんが鳥ロボットを作りました。

いつもご覧いただきありがとうございます。前回は、「埼玉県の鶴ヶ島市からロボット教室に通ってくれている生徒さんのクレーンロボットについてのご紹介です。」という題でレゴ社製のマインドストームEV3で作られたクレーンロボットの構造や仕組みについてご説明しました。
ウォームギアや平歯車の仕組みについて少しでもご理解いただけましたでしょうか。これらのギアは当ロボット教室では本当によく使うギアですので、多くの生徒さんに使い方をマスターしてほしいと思っています。

今週は東武東上線の新河岸から通ってくれている小学2年生の生徒さんの作品についてご紹介していきたいと思いますので是非ご覧ください。

2年生がWeDo2.0で鳥ロボットを作ってくれました!

20171024151709.JPG

今回ご紹介するのは、埼玉県の新河岸からロボット教室に通ってくれているお子さまの鳥ロボットです。この作品はWeDo2.0のキットを使い組み立てられています。主な構成部品にモーターとモーションセンサー(もしくはチルトセンサー)があります。また、主な仕組みについては、傘歯車(べべルギア)とカム機構があります。今日はこの二つの仕組みに焦点を当ててご説明しようと思います。

傘歯車(べべルギヤ)とは?

20171024151535.JPG

皆さんは傘歯車をご存知ですか。このギアは以前に簡単にご説明したごとがありますが、今日はもう少し詳しくご説明したいと思います。傘歯車は2つのギアを90度ずらしてかみ合わせて使います。そうすることにより、回転軸を90度ずらして利用することができるようになります。このギアは身近なものではコーヒミルやミニ四駆などのプラモデル、さらには自動車などにも利用されています。
このギアは回転軸を変えるのに必須なギアとなっています。

カム機構について

カム機構 ロボット

次はカム機構についてご説明します。カム機構とは、部品の運動方向を変えることのできる仕組みのことです。カムは回転軸に取り付けられ、回転の角度に応じて曲面が作られます。このカム機構は、運動特性が良いため繰り返し運動が得意で、高速な運動にも耐えることができるという特徴があります。主な使用例としては、自動車などのエンジンの吸排気弁の開閉機構や、遊園地にあるメリーゴーランドに使われています。
今回の作品ではどこに使われているでしょうか?写真をご覧ください。

この作品では、鳥の羽の部分にカム機構が使われています。モーターの出力を傘歯車によって向きを変え、さらにその軸につけられたカムによって羽が動くという仕組みです。この生徒さんは何度も動き方を実験しながら組み立ててくれていました。
当ロボットアカデミーではこのように実験を何度も行うようなカリキュラムで学習を行っています。

来週は発表会を行います!

クレファスふじみ野校では毎年1回(小学校3年生以上は2回)発表会を行っています。
保護者の皆様の前で、作ったロボットを発表し、ロボットについてのプレゼンテーションも行います。2年生はポスターに自分のロボットの特徴などをまとめ、発表する予定です。
クレファスは、ロボット教室やプログラミング教室であると思われている方が多数だと思いますが、実はプレゼンテーションなど社会に出ても役に立つことも指導しています。言わば、子供版のビジネススクールであるともいえます。

1年生では簡単な発表を行い、2年生から4年生では手書きでポスターを作成します。それ以降のコースでは、Microsoft社のPowerPointを用いてプレゼンテーション用のスライドを作成します。今年の発表会ではパワーポイントにアニメーションをつけた子もいたくらいレベルの高いものとなっていました。

本日もご覧いただきありがとうございました。
クレファスふじみ野校では随時、料金無料の体験授業を行っています。教室は埼玉県富士見市のふじみ野駅のそばです。
少しでも気になられた方はお気軽にお問い合わせください。皆様の体験授業へのご参加お待ちしております。

無料体験に申し込む!