ロボット教室の祭典!クレファスカップ全国大会!1日目レポート!

  • 2018/04/21 更新

ロボット教室の祭典!クレファスカップ全国大会!1日目レポート!

前回の教室大会の結果から、クレファスカップというロボット教室の全国大会に出場することが決定したIくんとYくんに密着しました。

 

クレファスカップでは、全国のロボット教室の生徒が集まり、各競技のトップを極めるというとても大規模な大会です。

実際に、北海道などといった地方にあるロボット教室もこの大会に参加していました。

また、驚くことにべトナムのロボット教室からも生徒が参加しており、引率した我々も驚くこととなりました。

やはり全国から集まっているということもあり、開会式からすごい熱気に包まれていました。

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第一回戦

IくんとYくんのタッグチーム、第一回戦前に一度車検トラブルが発生し、競技参加までにロボットを調整しなおさなければならないという状況になりました。が、Iくん、Yくんの工夫によりこのピンチを切り抜け、第一回戦の車検を無事通過することができました。

 

そして臨んだ第一回戦、2人の緊張感がピリピリと伝わるなか、初手はこちらの先制スタートとなりました。我々のコートだけでなく、他のコートからも緊張感が伝わってきました。

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いざキックオフとなると、みんなの緊張もとけ、白熱した戦いが幕を開けました。試合運びは順調に進み、相手が何度か攻め込みピンチが訪れるも、キーパーYくんのスーパーセーブで相手のゴールを防ぎ、こぼれ球をIくんの見事なドリブルで相手ゴールまでボールを運び得点を重ね、初戦をしっかりと勝ち進むことができました。

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続く2回戦は2-1で負けてしまいましたが、3回戦目は2-0で勝ち、予選トーナメント2位で決勝トーナメント出場のキップを見事つかみ取りました!

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決勝トーナメントともなると強豪ぞろいになってくるので、2人とも万全にプログラム設計に真剣です。

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真剣にフィールドや競技に使う赤外線ボールのしきい値を調整しています。

※しきい値…ロボットは明るさを判断するとき、センサで反射光を数値化してとりこみ、ある一定値以上の値を示したときには「明るい」、そうでないときは「暗い」と判断します。その一定値となるものがしきい値と呼ばれるものです。

今回はフィールドの上に設置された照明のバランスなどによってしきい値が試合ごとに変わるため、しきい値の調整が試合の結果を左右する重要なキーファクタになってきます。

                                                       

プログラムの調整も完了し、いざ決勝戦!

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ロボットが何度もぶつかり合い、ボールが四方に転がる白熱した試合になりました。

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試合結果は残念ながら2-0で負けてしまいましたが、この試合で得たものは大きかった試合だったと思います。

最後にお互い健闘をたたえ合い、今回のクレファスカップは幕を閉じました。

みなさん、よくこの日まで頑張ってきましたね!

 

最後に…

今回、ロボット教室の全国大会に引率しましたが、出場が決まったIくん、Yくんを見ていると、ふだんの授業よりも輝いて見えました。

それは単にロボット教室の全国大会に出場したからという理由ではなく「自分で試行錯誤をしながら勝つことで自信がついた」からなのであると思います。

優勝を目指して頑張りましたが途中で負けてしまったことも、単なる思い出だけに終わらず、長く続く今後の人生の中で大きなものになると思います。

 

引率をしてくださった先生方、朝早くから応援に来てくださいました保護者の方々に、この場をお借りしましてお礼を申し上げさせていただきます。

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今回の大会に出場するまで、2人の生徒さんは何度も動作確認をし、「さらにさらに」と調整していました。そのため、ロボット教室の全国大会出場が決定したときの喜びは大きかったと思います。その後も驕らずにロボット教室の全国大会に向けて自主的にロボット教室に通って頑張っていました。このことをずっと見ていたので、大変感銘を受けました。

 

最後になりますが、IくんとYくんにコメントがありますので、記事をご覧になった保護者さまは、Iくん、Yくんにコメントを読ませていただけますと幸いです。

 

Iくんへ

「Iくんは他のお友達よりも高度な動きを再現するために、何度もプログラム調整や試合数をこなし、そのたびに弱点を発見して改善していたりしましたね。これって大人でもけっこう難しいことなんです。それをできたIくんは、とってもすごいです。教室大会のプレゼンも大人顔負けのレベルで、とても上手でしたね。」

 

Yくんへ

「Yくんは大会当日ガチガチに緊張していて、先生も正直(大丈夫かな?)と心配していました。が、実際にはじまって車検トラブルがあったりしました、自分で改善点を見つけて難関を突破したり、前日練習で何度も頑張ってシミュレーションをしていましたね。今回のロボット教室の全国大会で一回り大きくなったと感じました。よく頑張りましたね。」

 

編集者:一樹

 

 

当ロボット教室ではこのようにプログラミングやロボット制作を通して「子供たちに成功体験を覚えてもらい、自信をつけてもらうこと」、そしてそこから大きなことにどんどん挑戦する心を養っていければと思い、日々教育を行っています。

 

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