おうちでレゴを動かそう!プログラミング専用ソフトWedo2.0とMindstormのインストールから接続までを紹介!
- 2018/08/24 更新
「おうちでもロボットを動かしたい!」という生徒さんが多いようで、我々講師一同もうれしく思います。しかし、どうやって設定すればいいのかわからないという声も多く、実際に動かすまで難しいといった親御さんの声も多く聞きます。
そこで今回は、WeDo2.0を使ってロボットを動かすために必要なものや、パソコンとロボットの接続方法までを記事にまとめてみました。
前にロボット教室で聞いたけど忘れてしまったという方や、家でも動かせるなんて知らなかった。ぜひ動かしてみたい!といった方向けの記事となっております。
【動かすために必要なもの】
動かすためにはロボットとプログラミングをするための環境が必要になります。現在、WeDo2.0を使ってロボットを動かすにはパソコン、iPadなどのデバイス(装置)に、専用アプリである『LEGO Education WeDo 2.0』といったソフトウェアをインストールする必要があります。これを使ってプログラミングを行い、ロボットを自由自在に動かすことができるようになります。
実際のインストールに関しては公式ページにて無料でできるので、そちらを参考にしてください。
Wedo2.0(https://education.lego.com/ja-jp/downloads/wedo-2/software)
Mindstorm(https://education.lego.com/ja-jp/downloads/mindstorms-ev3/software)
※ここで注意点として、「OSを選択してください」と聞かれますが、パソコン本体のOSはPCというアイコンを右クリックして「プロパティ」を選択すれば、このような画面になり、どのOSを使っているかという確認ができます。
ここではWindows8.1なので、実際にインストールする際に選ぶOSも8.1となります。
あとは画面の流れに従ってインストールを完了していただければ、いつでもPCやiPadからソフトを起動することができるようになります。
【レゴで作ったロボットとPCを接続する方法】
ロボットを実際に動かすには、PC側でプログラミングをして、それをロボット本体側にもダウンロードするといった手順を行わないと、せっかく作ったロボットを自分の思い通りに動かすことはできません。EV3ではダウンロードケーブルを用いてプログラム内容をロボットにダウンロードすることができますが、Wedo2.0ではロボットにBluetoothと呼ばれる無線通信でプログラミング内容をダウンロードする方法しかできません。
接続方法については、まずロボット本体の緑色のボタンを押していただくと、本体のLEDが薄い水色で点滅を始めます。
点滅を始めると、PC側でロボット本体と接続可能な状態になり、ロボット本体とペアリング(同期)を行うことで接続が完了します。
まずPCでBluthoothを選択すると、このような画面になるので、画面中央にある「Bluetoothデバイスを追加または削除する」というところをクリックします。
するとこのように、現在接続されている機器や、これから接続できる機器の名前が表示されます。ロボット本体の名前は初期状態のままであれば「LPF2 Smart Hub 2 I/O」といった名前で表示されていますので、それを選択します。
選択すると「ペアリング」といった選択肢が表示されるので、それをクリックするとペアリングが開始されます。接続までは数十秒から数分かかる場合があります。
接続が完了すると、接続済みの状態になり、これでロボット本体とPCの接続が完了しました。また、接続が完了した場合、ロボット本体側のLEDが青く点灯することを確認してください。
その後、インストールしたWedo2.0を起動し、プログラムの新規作成を選択します。本のマークが目印なので、2回目以降のプログラミングもここを選択してからプログラミングをします。
すると、こういった画面が表示されるので、ロボットのアイコンを押すと、先ほど本体と接続したロボットの名前が表示されます。これをクリックすると接続が完了して、プログラミングをして遊ぶことができるようになります。
いかがでしたでしょうか。ロボット教室でやった内容の復習や、自分が思いついたアイデアをおうちで実際にやってみて確認することもできるので、生徒さんの親御さんには、ぜひこういった機会を用意してあげるといいのではないでしょうか。
実際に授業をしていて生徒さんのプログラムを観察してみると、同じ動作でも効率化しているプログラムや、複雑にしてより精密動作が可能なプログラムを作っていたりと、生徒さんたちそれぞれの個性も表れるので面白いです。
このように、模範解答はあっても絶対解が存在しないのがプログラミングの面白さではないかと私は考えます。この考えはプログラミング以外にも応用できる考え方だと思うので、授業や自宅での遊びを通じて、そういった考え方を養うことが、プログラミング教育の肝ではないでしょうか。ぜひ楽しんでやってみてくださいね!
ふじみ野市のロボット教室では、普段の授業日に体験授業も行っています。ロボット教育やプログラミング教育に興味のある方は、ぜひお気軽に体験のお申し込みを!