ロボット教室ふじみ野校が全国大会に挑戦!今年の戦略は!?
- 2018/12/03 更新
2018年のFLLは2台のベースロボットで戦うぞ!
今年のFLLはなんと2台のベースロボットを作って戦うことになりました。
それは去年のチーム運営をさらにバージョンアップさせる為に立てた戦略です。
去年はプレゼンチームとロボットチームに別れて作業をしました。
その理由は効率の良さです。専門家を作ることにより、どんどん学びのスピードも上がるし詳しくなれます。
でもデメリットは自分が担当したこと以外の知識があまり増えないことでした。
プレゼンチームは自分たちが研究してきたテーマについてはすごく詳しくなれました。
しかし、ロボットを触る時間が短かった為にロボット制作やプログラミングの技術があまり上がらなかったことです。
逆にロボットチームは自分たちが研究してきたテーマについてそこまで詳しくなれない面がありました。
今年はそういう事が起こらないように全員でロボット、全員でプレゼンを準備することにしたんです。
Aチーム、Bチームに分けて3人と2人のチームを作り2台のベースロボットを作ります。
すると全員がロボットに触れるようになります。
しかし、この戦略にはデメリットがあります。
デメリットは膨大な時間がかかるということです。
そりゃそうですよ。だって2チーム分の仕事をする訳ですから。
その膨大な時間を捻出する為に、教室が使えない日も練習できるように公民館を借りて毎週練習しました。
でもメリットもありました。
メリットはアタッチメントの開発スピードが早いという事です。
これはやってみて初めて気がつきました。
2台のロボットがそれぞれ違うミッションをクリアする為に様々なアタッチメントを開発していきます。
時には同じミッションをチャレンジしたりする訳ですが、すごく効率の良い方法を発見したりする訳です。
Aチームのベースロボット
こちらがAチームのロボット。
とても小型で小回りが効きます。
アタッチメントも小さい物でできるので、開発スピードも早いです。
しかしデメリットは小型なのでそんなに沢山のミッションを一回の発進でこなす事ができません。
このロボットはゲーム中に7回も発進します。
当然、アタッチメントを付け替える時間もかかるし、それの練習もしないといけないし、
ミスが起こる確率も上がる。
限界点が低いのですが、開発スピードが早いのがこのロボットの特徴です。
Bチームのベースロボット
こちらがBチームのロボットです。
これは大型なので重量もあり、一度に沢山のミッションをこなす事ができます。
このロボットはゲーム中に4回の発進で挑みます。
アタッチメントを付け替える時間も短くて済むし、失敗のリスクも低いです。
ただし、一度の発進の序盤でミスをするとその後に続くミッションが全部できなくなるというリスクはあります。
このロボットの特徴は
限界点は高いが、開発に時間がかかるのというのがポイントです。
2チームを競争させるという戦略
そして今年はその2チームを競争させるという戦略にしました。
ロボットゲームの時間を決めてどっちが高い点数を取れるか競争させます。
練習の時から緊張感を出す為に、常に大会と同じ段取りで練習を行います。
でも疑問が出ませんか?
大会に出れるロボットは1台です。
じゃあ、2台のうちどっちが出るの!?
という疑問が出てくると思います。
その秘密は・・。
また次回に!