ロボットゆうえんちを作ろう!ロボット教室ふじみ野校でロボットを使った実験をしてみよう!
- 2019/08/23 更新
今回作ったロボットは、遠心力という力を利用した装置になります。われわれの生活に身近な遠心力という力ですが、実際にその仕組みを理解している人は多くはないかもしれません。ロボット教室ふじみ野校では、ロボットを使いながら、楽しくわかりやすく、身近な物理現象を説明しています。
遠心力の身近な例としては、車でカーブを曲がるときに、曲がる方向と反対側に身体が傾いてしまう現象や、水の入ったバケツを振り回すと水がこぼれないという現象がイメージしやすいかと思います。バケツに入った水がどうしてこぼれないのかというと、バケツが人の肩を中心に、うでを中心からのびた一本の棒とみなすと、バケツは肩を中心に円を描く運動(円運動)をします。このとき、遠心力と向心力という2つの力が物体に働きます。
バケツに入った水は重さを持っているため、なにもしない状態だと地球の引力(地球がものを地球の中心に向かって引っ張る力)で、水はバケツからこぼれてしまいます。しかし、うでを回すことでバケツの中の水に、外側に向かう力が働きます。つまり、バケツが回るかぎり、バケツの水はこぼれないということになります。
これをふまえた上で、作品のロボットをもう一度よく観察してみましょう。ロボットは身体を軸にして回転するため、うでの部分に外側に向かう力が働きます。
遊園地では回転式の空中ブランコのようなアトラクションが、遠心力という原理の応用で作られています。生徒さんは作ったロボットのうでに人形をのせて遊びながら遠心力を学びました。今回はそんなロボットの紹介でした!
ふじみ野のロボット教室では、生徒さん1人1人の個性を伸ばし、自主性や思いやり、あいさつといった学力よりも大事なことをロボットを通じて楽しみながら学ぶことができます。
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