いぬのしっぽのヒミツはなに?ロボット教室ふじみ野校でリアルな犬型ロボットを作りました!
- 2019/08/31 更新
ロボット教室ふじみ野校に通う生徒さんが犬型ロボットをつくってくれました!
今回は犬型ロボットをつくりながら、犬というどうぶつについてのお勉強をしました。ロボットづくりをしながらだと、より理解が進みやすくていいですね。
まず、犬には人間とちがって「犬しかもっていないもの」があります。それはしっぽという部分です。なぜ犬は尻尾をもっているのでしょうか?また、犬はどんなときにしっぽを動かすのでしょうか?今回はそこから学習をすすめていきました。
もともとしっぽのあるどうぶつは、魚、ネコ、サルなど、犬以外にもたくさんの動物がもっていますが、役割はそれぞれ違います。魚はほかの動物とちがって水の中にいるため、移動するためには水をかき分けなくてはいけません。このため、魚のしっぽ(尾)は移動することに重要な役割をもっています。
では、ネコはどうでしょう。ネコは非常にバランスのいいどうぶつとして知られています。それはしっぽをうまくつかっているということがポイントの1つです。
たとえば人間でも、不安定な場所でバランスをとるときなどは、手を広げてバランスを取ろうとします。目をつぶって片足立ちをしてみると、その重要性がよくわかります。ネコはもともと目が悪い(視力があまりない)どうぶつなので、バランスをとることに一苦労しているのでしょう。
サルはどうでしょう。サルは木から木へと移動するくらしをしています。サルのしっぽは木の枝をつかんだり、ものを持ったりと、器用につかわれています。また、サルのおおくはグループで生活するものがおおいため、その中の力関係をあらわすものでもあります。
犬のしっぽは、もしかしたら知っている人も多いかもしれませんが、コミュニケーションのやくわりをしています。しっぽを高くあげているときは「自分はえらいんだぞ!」と主張しているときに見られ、反対にしっぽを下げているときには「さびしい、つまらない」など、ちょっと弱気なときに見られます。うれしいときはしっぽをパタパタ振るのを見たことがある人もおおいかもしれませんね。
このように、いろいろなどうぶつによって、しっぽの使い方がわかれています。
今回つくった犬型ロボットは、モーターのうごきをプログラミングで制御して、ほんものの犬のようにしてみました。
いままでのプログラミングは、モーターを秒数で制御してうごかすものだったため、あらかじめ指定した時間が切れてしまうとプログラムも終了してしまうものでしたが、今回の犬型ペットロボットでは、うれしいときはしっぽをずっと振り続けるように「くりかえし(ループ)」というプログラミングを学習しました。
このループという動きは、秒数を決めたりせずにずーっと同じうごきをさせることができるプログラムになっています。
ループはさまざまなロボットやパソコン上のソフト、身近なものだと自動販売機にもつかわれている、プログラムの基本的な要素です。
今回はそんなループを楽しみながら学びました!ほかにもいろいろなどうぶつが再現できると思うので、ぜひ作ってみましょう!
ふじみ野のロボット教室では、生徒さん1人1人の個性を伸ばし、自主性や思いやり、あいさつといった学力よりも大事なことをロボットを通じて楽しみながら学ぶことができます。 ご興味がある方は、ぜひ下のボタンからお気軽に体験授業や見学を!